2009年02月19日

除湿機以外の除湿方法

最後に除湿機を使わないで除湿する方法をご紹介しておきましょう。

まず一番簡単なのが窓を開けるということでしょう。
しかし開けっ放しというわけにもいかないという人用に、「窓が少しだけ開けたままに出来る鍵」なんてのも売っています。

他には市販の除湿剤を置くという手もありますが、除湿剤は交換しないとだめなのでいまいちですね。

除湿に一役買って、さらにコストの面でも重宝するのが新聞紙です。
新聞紙を畳の下や家具の裏、押入れの中に引き込んで見てください。
意外と除湿効果を発揮します。

この新聞紙を使った手作り除湿剤の作り方を説明したサイトがあったので、よかったら参考にしてみてください。
「茂子の節約家族」
http://www.ntv.co.jp/dash/sigeko/pop_howto/02_jyositu/

あとは面白いと思ったのが、お菓子に入っている「食べられません」って書いてあるシリカゲル剤を使う方法です。

これをあけてだして置いておけば、立派な除湿剤になるみたいです。
お菓子とか買ったらおまけみたい付いてくるものだから、コストもかからないですしね。普通なら捨ててしまうものですが、こんな利用法があったんですね。是非一度試してみてください。

日本はどうしてもジメジメする気候の国なので、昔からの知恵として様々な除湿方法があると思います。
なかなか実践するのが難しいものもあるでしょうが、年配の方などに話を聞いてチャレンジしてみてください。

そういう知恵と、科学の力「除湿機」を上手く組合わせて、夏のジメジメを乗り切ってくださいね。
これからも頑張ってこのジメジメと戦っていきましょうね。


ラベル:除湿 方法
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2009年02月18日

除湿機のお値段比較

さて、そんな除湿機の気になるお値段ですが。

最近の売れ筋を見てみると1万5千円ぐらいのものと、3万円ちょっとのものが人気のようです(価格.com調べ)
メーカーで見るとナショナルがダントツ!大人気ですね。他には三菱電機かシャープが上位に入っています。

それでは除湿機の売れ筋ランキングベスト3を発表です。

現在(2009年2月現在)の除湿機売れ筋第一位。
「ナショナル F-YZD60」ハイブリッドタイプ除湿機です。(¥16,674〜)約14畳まで除湿可能な高い除湿能力を備えてながら、幅19cmとすらっとしたデザインで置き場所にも困らなくなっています。タンクの用量は2Lで、重さは約5.4kg。軽さを追求し、持ち運びにも便利になっています。

続いて第二位は、「ナショナル F-YHD100 」ハイブリッドタイプ除湿機です。(\34,500〜)

またまたナショナルですね〜。
除湿能力は1日約10Lとだいぶ強力で、まあその分若干消費電力も大きめな感があります。タンクの用量は2.9Lで、重さは12kg。がっちりしたボディーでしっかり除湿といった感じでしょうか。
省エネモードなどの機能も多々揃えており、値段に見合った価値のある一台になっています。

そして第三位。
「三菱電機 サラリ MJ-180CX 」コンプレッサー方式除湿機です。(\31,320〜)コンプレッサー方式の真骨頂というか、とにかく除湿能力が高い機種になっています。その除湿能力は約45畳分。1日18Lという超強力仕様になっています。

タンクの用量も5L弱と大型になっており、ガンガン除湿したい人にはもってこいの一台ですね。そしてなんと市販のホースを接続することで、集めた水分をどんどん外に出す「連続排水」も可能。一日中湿気を取り続けたいあなたにぴったりですね。難点はやや重いことかな。約15kgあります。

以上が現在の売れ筋ベスト3になります。
もしも購入を考えておられる人がいるなら、参考にしてもらえれば幸いです。

ラベル:価格 比較
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2009年02月17日

除湿機を選ぶときのチェックポイント

除湿機を購入する際のチェックポイントをまとめてみました。

まずは使用する季節を考えてみましょう。

夏のジメジメだけを除湿するならコンプレッサー方式。
夏はエアコンの除湿機能でいいから、冬の結露対策や室内干しなど冬メインで使うならデシカント方式。

夏も冬も年中しっかり除湿を考えているならハイブリッド方式。
という具合にまずは分けてみてください。
この中で一番優先順位が高いものが購入の際の第一候補とします。

次は使用する状況をイメージしてみてください。
主にリビングで使うのか寝室などで使うのか。
リビング等の広い部屋で使うならコンプレッサー方式がいいかもしれません。

逆に寝室などでは少し音が気になってしまうかもしれないので、デシカント方式がいいとなるかもしれません。
あちこちで使いたいならハイブリッドがいいかもしれませんね。

大体ほしいタイプが決まったら、後は機械の機能で選んでいきます。
例えばあちこち持ち運びたいなら、取っ手やキャスターつきの物を選んだり、小型のものを探す。

留守の間も除湿したいというなら、タンクの用量が大きなものがいいでしょう。布団を乾燥できる機種もあるので、布団乾燥を考えているならそういう機能も大事になりますね。

最後にメンテナンスの部分からのチェックポイントです。
除湿機の一番のメンテナンスはタンクの水捨てになります。
大きな部屋で使うのに、タンクがあんまり小さいと捨てる回数も多くなってしまいます。

あとはタンクが取り外しやすいかなどもチェックしましょう。他にも除湿機によっては除菌や空気清浄機的な機能を備えたものもあります。
そういった場合フィルターなどの交換も必要になってくるので、フィルターの交換頻度や値段なども良く調べて、コスト計算に入れてください。

なかなか買い換えるものでもないので、よ〜くチェックして購入してくださいね。

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2009年02月16日

除湿機の特徴(その他)

除湿機には他にも何種類かあります。

まああまりメジャーではないものが多いのですが・・・。
一つ目は電子冷却素子(ペルチェ)を使った小型の除湿機です。
冷たくなった素子上に結露させて除湿をするものなのですが、能力はちょっと弱いです。押し入れ・・・よりさらに狭い戸棚の中などに入れて使うという使い方になると思います。

二つ目はエアコンの除湿機能です。
安いエアコンの除湿機能はただの弱冷房なのですが、ちょっと高価なエアコンになるとちゃんとした除湿機能が付いています。
その仕組みはコンプレッサー方式と似たようなものになっています。
リビングはエアコンの除湿機能で、他の部屋は除湿機・・・なんて使い方もありですね。

三つ目は冷風機と呼ばれるものです。
仕組みはコンプレッサー式と同じなのですが、コンプレッサー方式は温かい空気と冷えた空気を一緒に吹き出しますが、冷風機は前後から別々に出すことができるというところです。なので後ろ側にいると暑いのですが、前にいると涼しいのです。

出てくる風を一緒にしたり別々にしたりすることができる「コンビニクーラー」なんてものもあります。

これらの特徴としてはスポット冷房が出来るということになりますね。
部屋全体は涼しくならないのですが、キッチンだけが暑いとか、アイロンの最中が暑いとかなんかの時には有効ですよね。
室内エアコンみたいなものですが、一応湿度も下がるので除湿機をいうことにしておきます。

あとは壁に穴を開けて使う専用機なんてものもあるみたですが・・・ここまでするのはどうなんでしょうね。

エアコン付けたほうが安く済みそうですから・・・。
まあ除湿機には色々あるということですね。




ラベル:特徴
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2009年02月15日

除湿機の特徴(ハイブリットタイプ )

さて、最後はハイブリッド方式と呼ばれるタイプについてご説明します。

このハイブリッド方式はお気づきの方もおられると思いますが、「コンプレッサー方式」と「デシカント方式」を合わせたようなものです。
どういうことかと言うと、夏場はコンプレッサー方式で高い除湿効果を発揮して、冬場はデシカント方式で除湿するという正に万能タイプの除湿機となります。

夏場はコンプレッサー方式なので消費電力も押さえられるし、コンプレッサー方式が苦手な冬場もカバーしてくれます。こんな優秀万能なハイブリッド除湿機ですが、その弱点は値段がやや高いということになるかもしれません。

とは言っても、最近ではだいぶ安くなってきているのですが、やはり機種によっては結構な値段をするものもあります。

しかし年中使えて、高機能で省エネにも役に立つので、もしも新しくご購入を考えているのなら、お勧めのタイプであることは間違いないですね。

是非一度検討してみてください。


ラベル:ハイブリット
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2009年02月14日

除湿機の特徴(デシカント方式)

デシカント方式と言われているものについてご説明します。

仕組みはこうです。ゼオライト(多孔質で、吸湿性があります)という鉱物の粒(軽石のジャリのようなもの)を詰めたところに空気を通します。するとゼオライトは水分を吸着するので、これだけでもう乾燥するわけです。

しかし、吸湿したゼオライトはどうするのでしょうか。
実はこのゼオライトを詰めるところは円盤になっているのです。

ここに注目です。ゼオライトに空気を通して吸湿します。それがぐるぐる回って反対側にきたら、こんどはヒーターで温めてやります。
そうすると水分は蒸発します→ゼオライトは乾燥します→再び吸湿性が回復する・・・というわけです。

なかなか面白い仕組みになっていますね。

長所としては温度が低くても除湿出来るので、冬場の洗濯物の乾燥などにも一役かったりします。
言い換えれば年中使えるということですね。

他にもコンプレッサーがないので、比較的軽量で小型のものが多いようです。つまり部屋を変えて使うときなんかは便利ですね。

また音もあまりなく静かに使うことができます。
短所としては消費電力がやや大きいということ。
これはヒーターで暖める分仕方がないことなのです。また室内の温度上昇がコンプレッサー方式よりも高く、3℃〜8℃ぐらいは上昇すると言われています。

夏場などはその分またクーラーなどを使ったりもするので、余計に電気代を食いますね。ややエコロジーではないかもしれません・・・。
その辺がちょっと弱点ですね。

「除湿」というと夏のジメジメをイメージしがちですが、冬の室内を除湿することによって結露を防ぐ効果もあります。
そういった点ではデシカント方式がやや使い勝手がいいかもしれませんね。

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2009年02月13日

除湿機の特徴(コンプレッサー方式)

さて、まずは1つ目のタイプである「コンプレッサー方式」についてご説明します。

仕組みはこうです。ある物質をコンプレッサーで圧縮して液体にし、それを一旦冷やします。その冷やした液体を、こんどは圧力の低いところに急激に吹き出します。

するとさっきの液体は気体になり体積が増え、そのぶんだけ、もんのすごく冷えます。で、冷えたものでまわりの空気を冷やす。熱を奪うわけです。

そうして冷えた除湿機内部では、空気中の水分が水に変わります。
原理としては冷たいコップのまわりに水滴がつくのと同じです。そして空気中の水分(気体)が水滴となって取り除かれるので、空気は乾燥するということなんです。これが基本的な仕組みになります。

長所としては除湿能力が高く、夏場のジメジメにも高い効果を発揮するということ。また消費電力が小さいので、地球と家計に優しいタイプとなります。

短所としてはやや振動や音が出るというところ。
それでも最近のものはだいぶ静かになりましたが・・・。
また本体が大きなものが多く、場所をとったり重たいという点になると思います。

若干ですが室内の温度が上昇することも計算に入れておかなくてはいけません。あと空気を冷やして除湿するの仕組みなので、もともと寒い冬場はあまり効果を発揮しないという弱点もあります。

お手入れとしては除湿機内部のに露がつくので、運転後に送風にして乾かさないといけません。そのままほっとくと内部にカビが生えたりします。

気をつけてくださいね。







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2009年02月12日

除湿機について

さて、湿度が高いと人は不快に感じるということは分かってもらえたと思います。

他にもカビなどの原因にもなるので、湿度管理は大切なポイントになると思います。

そこで登場するのが除湿機です。
除湿機とは呼んで字のごとく湿度を取り除く機械なのですが、皆さんは使っておられるでしょうか?エアコンに除湿機能が付いたものもあるので、除湿機はないです・・・っていう人が多いのではないでしょうか。

しかし温度を下げずに湿度だけを下げたいときや、エアコンの除湿機能だけでは足りないという人のために除湿機についてご紹介いたします。

ちなみにあまり高くないエアコンの除湿機能・・・よく言うドライ運転というのは、実は弱の冷房のことなんです。
温度が下がれば湿度も下がるので、その効果を狙った除湿機能なんですね。

除湿機には大きくわけて3タイプあります。
1つ目はコンプレッサー方式と呼ばれるもの。
2つ目はデシカント方式と呼ばれるもの。
そして3つ目はハイブリッド方式と呼ばれるものです。
各タイプの詳細については、また後ほどご説明しますね。

除湿機は加湿器よりもややお手入れは簡単だと思います。
また加湿器との一番の違いが、タンクに水が溜まるので「効果が目に見える」ということでしょう。

湿気の多い時期ならもう面白いように溜まっていきます。
これがなかなか・・・満足感でいっぱいになります。
まあメンテナンスとして、その溜まった水をを捨てたりはしないといけませんが・・・。

そんな魅力たっぷり(?)の除湿機について、詳しくご説明していきま〜す。



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2009年02月11日

除湿と湿度の関係

どうして湿度が上がるとジメジメするんでしょう?

なんとなく感覚的に水分が増えるからジメッとするというイメージはありますよね。
実はこれにも小難しいお話があるのです。

まず私達が日常に使っている「湿度」という言葉ですが、これは空気中の水蒸気の割合をしめしているのです。
つまり空気中にどれぐらい水蒸気が含まれているかということなのですが、この水蒸気の割合が多いと空気中にたくさん水分があるということになります。

そして人間は汗をかきます。かいた汗は皮膚の表面から流れ出るのですが、汗がベタベタだと気持ち悪いですよね。
冬など湿度が低ければ、かいた汗はどんどん蒸発していきます。水分が蒸発するときには気化熱といって周りの温度を下げていきます。

この作用があるおかげで、人は汗をかくと体温が下がってくれるんですね。

さて、空気の中にたくさん水分が含まれていたらどうでしょう。
空気の中に含める水分の量にも限界がありますから、それ以上は水分が蒸発できないんですね。なので湿度が上がると汗は皮膚の表面に残ることが多くなってベタベタします。だから夏はジメジメ感じるんですね。

また単純に水分が多いから、空気自体もジトジトしています。
基本的に快適な湿度は50〜55%と言われています。しかし夏の暑い時期には50%でもジメジメするでしょうから、40%ぐらいが適当なのではないでしょうか。あまり湿度が低すぎるのもどうかと思いますしね。

その湿度をコントロールするのが除湿機なのです。
では除湿機って一体どういうものなのでしょうか?

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2009年02月10日

除湿と不快指数と日本の夏

夏ってジメジメしますよね。

このジメジメには湿度が関係しているのですが、ではいったい湿度がどれくらいになったら人は不快に感じるのでしょうか。

その問題を解くために、世の中には不快指数というものが存在します。
不快指数とは「0.81×気温(℃)+0.01×湿度(%)×(0.99×気温(℃)-14.3)+46.3」から導き出される数値で、この不快指数が77を超えるとおよそ50%の人が不快と感じ、85を超えるとほぼ100%の人が不快と感じる・・・というものです。

なんか小難しい話になってきましたが、しばしお付き合いください。

では実際に不快指数が77とはどういった状況なのでしょうか?
ジメジメの季節は夏なので、気温は30℃の設定とします。
すると計算式は「0.81×30+0.01×湿度(%)×(0.99×30-14.3)+46.3」となり、計算すると「湿度(%)×0.1669+70.6」となりますよね。

そこに湿度を当てはめると、湿度40%で不快指数はほぼ77となります。これはおよそ半分の人が不快に感じる値です。そして湿度が90%を越すぐらいになると、ほぼ全員が不快に感じるということになります。

また気温が35℃まで上昇すると「湿度(%)×0.2035+74.7」となります。こうなるとなんと湿度が10%ちょっとあるだけで多くの人が不快と感じてしまうのです。さらに湿度が50%をこすと、ほぼ全員が不快と感じることになります

まあ実際の人間の体感する不快度数とはズレがあるでしょうが、やっぱり夏は不快に感じやすい季節なんですね。

特に日本の夏は太平洋高気圧が張り出しているので、その太平洋からの湿った空気が大量に運ばれてきて、湿度が上がりやすいんですね。
まさに日本の夏はジメジメする・・・というイメージのまんまですね。

ではどうして湿度が上がるとジメジメ感じるのでしょうか・・・?





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