2009年02月05日

加湿器の特徴(超音波式)

今度は「超音波式」の加湿器についてご説明いたします。

●超音波式加湿器について●

超音波式加湿器というとなんか凄そうですが、水分を超音波振動により細かく粉砕してファンで飛ばすというものです。

基本的には小型のものが多く本体自体の値段も安いです。消費電力も小さくランニングコストもかかりません。しかし反面ちょっとデメリットが多いタイプでもあります。まず一番の要素は汚れた水でも飛ばしてしまうという点です。

定期的な清掃を心がければいいのですが、電源を入れたままでも水の継ぎ足しが出来るという便利な構造のため、つい疎かになってしまいます。

また超音波により水道水の殺菌成分である塩素が飛んでしまい、雑菌が繁殖しやすい状態になっています。実験では1日1回の清掃でも微生物の発生が確認されています。

このため超音波の振動で粉砕された水滴には、バイ菌や微生物など様々なものが含まれていることが多いのです。
この微生物を含んだ水滴を吸い続けると、アレルギー性の病気にかかってしまいます。

これが加湿器病と言われるもので風邪と似た咳・発熱・悪寒・全身倦怠感などの症状が出ます。
アレルギー反応が激しい場合には呼吸困難を起こすこともあります。
このようなことを避けるためにも超音波式加湿器はあまりお勧めできません。

卓上の小型サイズ程度なら大丈夫なのでしょうが、部屋全体を加湿するのには使用しない方がいいでしょう。

詳しくはこちらhttp://allabout.co.jp/health/familymedicine/closeup/CU20020106A/に載っていますので、興味のある方は御覧ください。

posted by bds at 00:00| Comment(0) | 加湿 | 更新情報をチェックする

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